格下は恋愛対象にならない
仮に優しく接してくれる女性がいたとしても、それは優しさではなく、格下に対する憐みである
つい心を惹かれたとしても、心から感謝するのではなく、「”介護してくれて”ありがとうございます」と心の中で己を戒め、状況を客観視しなければならない
所詮、格下で他に行く当てのない人間とカテゴライズされているに過ぎない
ゆえにどんな雑談を振ろうとしても対等に取り合わないし、
こちらから何事かの手伝いを申し出ても、相手目線からは格下が粋がっているようにしか受け取ってもらえず
「いやべつに大丈夫です」と、こちらからの気遣いへの感謝もなく淡々と断られる
格下には未来はない
格下と烙印を押された時点で、それを巻き返すのは困難を極める