2021-08-11

自己肯定感が低い人はむしろ

持っている自己イメージが高すぎるのかもしれない、という話をどこかで読んでなるほどなと思った。

自分には何か特別な才能があって、有名になったり成功したりしているはず」なんて自己イメージを持っていたら、今の自分との落差にガッカリして、平凡な自分を受け入れ難くて当然だよね。

自己肯定感という話題に対して「親がー」「幼少期がー」って言う人は、親に対する期待値が高すぎたのかもしれない。プロ親というのは存在しないので、子供を愛せない親、(子供の望むような)愛情表現をしてくれない親、ザラにいるんだよね。そういう親自身も「優しい親になって、素敵な家庭を築いてたはず」なんて幻想抱いてたのかもしれないし。

本当なら「素敵なパートナーがいたはず」「結婚して子供がいたはず」「クラスで人気者になってたはず」などの自己イメージも、そのせいで今の自分を責めてしまうなら逆効果かも。今の自分と周りにあるものが答えで、しょせん自分人生「(今のところ)こんなもん」なんだよね。こんなこと言うと「夢はイメージすれば叶う」派からお叱りがきそうだけど。

「いろんな選択肢があって、そのたび必死に選んできたつもりだけど、こんなもんか…」っていったん自分を冷静に見つめてみると「よくやってるほうじゃないか」と自分を認める気持ちも湧いてくるかもしれないね。その上でこのままでもいいし、もっと先を目指してもいいんだと思う。

  • 確かによく高校生の頃の自分にタイムマシーンとかに乗って今の自分の痴態を見せたら...って絶望することもあるけど生きてる。

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