信用なくなって通貨下落したら、国内にある外貨準備や海外債権が高騰しますな。外貨準備をべらぼうに持ってる状態で、通貨が大幅に下落したら、外貨準備を日本円に変換するだけで政府の借金は全部返せる。
無論海外に売れるものを作り続けて外貨準備や海外債権を作り続けることのほうが重要だが、それには新自由主義の政府の緊縮論こそが産業を劣化させて危機に導く。
また国内で資金の需要(資金調達しての支出、資金不足)と供給(貯蓄、資金余剰)が一致する。家計、企業が貯蓄で政府が中立なんてものはない。家計の貯蓄分、企業が設備研究投資をしているときに政府が中立になる。
政府が中立になりたければ、企業を資金調達して設備研究投資をしている状態に導かないとならないんだよ。そして設備研究投資をしているからこそ外貨準備や海外債権が増えて、信用なくして通貨下落なんて状態を起きなくする。