これほど綺麗に終わると誰もが思っていなかったのではないか?と思うくらいに綺麗にすっぱりと終劇を迎え、鑑賞後すっきりとした気分になった。
しかし、そうじゃなかった人なのか、あれこれとどうでもいいことを語りたがる人が色々なところに書きなぐっている。
やれ庵野は結婚して救われただの震災の影響が見て取れるだとか、そういうやつ。
これって何かに近いよなって思ったけど、すぐには気が付かなかった。
説教したがる中年はなぜか自分語りが好きで、説教していたはずが説教なのか自分語りなのかわからなくなる。
つまり説教したがる中年は説教を装いただ自分語りがしたいだけ。
「いや、旧劇の頃から語っていた人も多い」なんて反論もあろう。確かにそう思う。しかしその頃から、20も若い頃から説教臭い性分なのか、話しを聞いてくれる相手が周りにいなかったのだろう。