二次創作が嫌なら、嫌だと言って止めさせられるのは、原作者であって、第三者ではない。
ファン活動の域を超えている、と判断するのも、もちろん第三者ではなく原作者だ。
小説のファンアートを描いていたことから、原作者の目につき、漫画化の折には作画担当になった人を知っている。
これも小説だが、ファンアートを書いていたことから、文庫化したときの挿画を依頼された人を知っている。
世の中には、匿名で二次創作へのファンとしてメッセージを送る原作者もいる。
創作者の中で回るタグには「自分の創作キャラを描いてください」というタグもある。
そして、自分も書き散らしていた創作小説を友達が気に入ってくれた際、イラストを描いてくれて嬉しかった。いまだに宝物だ。
それ以外の人たちが騒ぎ立てることによって、原作者の声をかき消すことがあってはならない