なんとなくいいなと思った相手について。
たまたまチャンスがあって
そのあとからも2人で何回も話すことがあって、
あぁ、このままいけば合わないところもすり合わせながら
付き合っていけるかもしれないと思った。
が、回数を重ねて付き合いが深くなるうち
相手の交友関係の広さや、異性からの慕われる姿を見てしまって、
ああ、わたしなんてものは有象無象の一部でしかなくて、暇つぶしの1人なんだなぁって思った。
心がざわつくのを気づいて、もう勘弁してくれという気持ちが強くなった。
好きになる前に身を引いたつもりだが
いまだに話しかけられると嬉しくなるあたり
好きだったんだろうなぁ。
じんわりと沈むのような痛みを抱えて
なにも傷付かずに涙を流すことなく受け止める。
失恋をふっとばす秘策がある、核