教科書に良い表現があったので残しておく。
近世のヨーロッパでは、カトリック教会や神聖ローマ帝国がかつてもっていた普遍的権威が動揺した。諸国は自国の利害を求めて戦争と妥協をくりかえし、恒常的な緊張状態にあった。しかも戦争は長期化・大規模化し、軍事技術も進歩していた。増大する兵員と軍事費の調達のために、各国は徴税機構を中心に官僚制を備えた行政組織を整備し、国内の統一的支配を強める必要があった。
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