終着駅で人のまばらなホームに降りて、寂れた店で立ち食いそばを食べたら、
そのまま各駅停車で更に先に行きたい。
各駅停車の終着駅では人の居ないホームに降りて、高い建物のない広い空の下で、昭和から変わらないような町を歩いて砂浜に出たい。
砂浜に座って一時間くらいゴロゴロして、暗くなってきたからホテル探して民宿すら見つからず途方にくれて、
始発電車で家に向かい、途中で通勤や通学で人が増えて、ピークを過ぎてまた減ってくる中を、ひたすら座ったまま建物が高くなっていく窓の外を眺めたい。
会社の最寄り駅を通り過ぎて、昼も過ぎた頃に家の最寄り駅到着し、ヘロヘロになって家に帰ってそのまま眠りたい。
追記:
そっちの方向には海がないそうだけど、
海のある方向の電車に乗りたいんじゃない。
いつも見かける行き先表示に書いてある、竜王とか宇都宮とかが、日常を通り過ぎた先にある自由の地なんだ。
そこへ行って、その先にある砂浜まで行きたいんだ。
砂浜に出たいのに内陸に向かっちゃ駄目じゃん。
1億年前、ここは海だった。 砂浜は心の中にあるのだ。
まあ猪苗代湖とかにも砂浜あるし
宇都宮の野州そばはホームにあるからね。改札出ちゃダメだよ。 黒磯の立ち食いそばはもうやめちゃって何年も経つ。 烏山線の終点には山あげそばという立ち食いがある。