■悪気があって公園に集まるわけじゃない

｢公園に集まって集団になる｣のも

｢海辺にサーファーが集まる｣のも

｢山歩きが行列になる｣のも

｢郊外の商店街が混む｣のも

それぞれ悪気があって、あるいは自粛を無視して、

集団になってるわけじゃない。

｢人と距離をとって、屋外で体を動かすくらいは問題ないと思うし…｣

｢ずっと室内にこもりっぱなしは逆に体調を崩すし…｣

｢遠出をせずに近場で買い物をするのは必要だし…｣

それぞれにとって正しい判断をしようとした結果。

問題は都市部の人口が多すぎて、

同じことを考える人が多すぎること。

理屈が正しくても、環境がそれを正しくさせない。

今、家の回りをちょっと散歩したりジョギングしたりするのは、

それ自体は理屈上は問題ない。

でも｢それくらいはいいんですよ｣と言ってしまうと

みんながそれを少しずつ都合よく解釈して

歩きやすい場所、走りやすい場所に人があつまってしまうから

行政もマスコミも言わない段階になってる。

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