2020-01-16

女版ジョーカーマッチングアプリで見つけた

35歳くらいの、小太りで、色白で、度の強い眼鏡をかけていて、どこか目の焦点が合っていなくて

髪の毛はボサボサのカサカサの加工も露出調整もできていない生写真が、マッチングアプリに現れた。

プロフィールには、「障害持ちです。そんな私を受け入れてくれるような優しい白人男性は私に話しかけてください」と。

マッチングアプリで女を眺めていると、とやかく注文の多いムカつく女は多いが

この人を見た時は、なんだかムカつくとか通り越して、哀れだなと思ってしまった。

誰も自分を見てくれない、愛してくれない、そんな事を言う男性は昨今多い。だが恐らくそんな事を言う男性の一人として、

そのマッチングアプリの女に愛を求めたりしないだろう。

生物学的には女だが、女として社会に扱われない存在世間には無視されているが、やっぱりこういう存在は居るんだ、と思った。

女の8割は、人間としての幸せ享受するようにできている。

女というのは恵まれていると思う。少なくとも世間に守られるし、そこら辺の男にはすぐ手が届く。

からこそ、残りの2割、そしてその二割の中のまた2割は、徹底的に社会から排除されて、女からも男からも嫌われて一生を送る。

決して愛されない、決して救われる事のないし、救いを求める事の出来ない存在はいる。

そんな存在を踏みつけながら、今日も僕たちは自分を愛してくれる存在は居ないと嘯いて毎日を過ごしているのだ。

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