国際的な動向をみると、WHO においては、電磁界ばく露についての健康リスク評価書
(EHC)の改定作業をすすめており、2018 年以降の発行を目指している。また、ばく露制
限に関するガイドラインの国際的枠組みの実現を目指し、国際基本安全基準(BSS:Basic
Safety Standards)の検討を行っているところである。ICNIRP では、WHO 発行予定の EHC
に基づくガイドライン改定の作業を進め、2018 年以降に改定案に対する意見募集を行う予
定である。また、EU 加盟国では、職業ばく露に関する新しい EU 指令 2013/35/EU に基づき
国内の法規制やガイドラインを導入しているところである。また、無線設備の基準認証制度
として、新たに 2016 年から RED(無線機器指令)が発効している。
▼各国の動向がわかります。
https://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/ele/seitai/sonota/h29_report.pdf