アーサーの病気のことや家族の関係性、その他いろいろに自分と重なるところがあって、そして終盤に心からアーサーが笑ってる場面をエンドロールで反芻していたらなんだか涙が止まらなかった
アーサーがノートに、「精神を病んだ者にとって最悪なのは世間の目だ。"普通"にしてろといわれる」みたいな感じのことを書き綴るシーンが強烈に頭に残っている
「共感できたから良かった」という感覚とはちょっと違っていて、陰鬱で"重い"内容の映画だとは思うんだけど、鬱でも前向きに頑張っていこうみたいな気持ちになれた
うまく表現できないのがもどかしい...決して底抜けに明るく、晴れやかな気分になれるような映画ではないけど、明日も生きようと思える、そんな映画だった
僕はこの映画が好きなんだと思う