「普通に可愛い子が、辛い死にたいって言ってるのが許せないんだよね。だったら私の顔と交換してくれって思う。そうしたら今の状況がどれだけ恵まれてるか気付くんじゃないかな」
「あなたは美人の不幸なんて不幸のうちに入らないと思っていますね。しかし欲しいものが手に入らない辛さより、持っていたものを失う辛さの方が何倍も辛いという場合もあるんですよ」
「失う辛さ?私が言いたいのは老いて美貌を失った人じゃなくて、若くて可愛い子が嘆いてることについてだよ。美人が急にブスになることなんてよっぽどの事故か何かが起こらない限り無いでしょう。現にほら、彼女たちは可愛いままだよ」
「あなたが本当に欲しいのは美しい顔ではなくて、美しい顔によって当たり前のように享受できる”幸せ”でしょう」
「そうだね。でも、いつか失ったとしても私はそっち側が良かったよ。持たざる者の私ははじめから当たり前の幸せを知らないから、可愛い女の子より幸福だっていうの?」
「それはわかりません。あなたの幸せも不幸もあなただけのものですから。結局のところ、他人の幸福度をジャッジし、比較することには何の意味もないんですよ」
「いいから美人の顔よこせ。でないと分かり合えない」
化粧とつけまくらいしろ 終わり
なぜあなたは他力本願なのか理解できません。本気でそう思うのなら美容整形をしているはずです。だから他力本願というわけです。 美容整形をしている人たちは自分に投資しているの...