2019-10-01

名字はただの記号だけれど

結婚後、5年経ってもまだ新しい名字に慣れない。

呼ばれると自分のことだと分かるが頭の片隅では「誰?」と思っている。

旧姓佐藤鈴木高橋田中クラス日本にありふれた名字

改姓したのは「かっこいいね」と言ってもらえるめずらしい名字

前職では結婚後も旧姓仕事をさせてもらっていたのだけれど、おそらくそのせいで自分に対する認識の移行に失敗したみたいだ。

友達家族名前で読んでくれる。でも働いていると名字で呼ばれる時間のほうが圧倒的に長い。

前の名字で生きてきた時間分、今の名字自分だと認識する時間がかかるんだろうか。

そうだとしたら、慣れた頃には人生の残りの時間のほうが短くなりそう。

今まで結婚して「(別に嫌とかじゃないけど)まあ、(制度的に社会的に)そんなもんか」くらいのノリで名字が変わった人たち、どうやって気持ちの移行をしたんだろうか。どのくらいの時間かかったんだろうか。自分もいつか飲み込めるんだろうか。

過渡期なのかもしれないが、今は新しい名字も前の名字自分からちょっと離れた存在に感じる。

別に夫婦別姓を認めろ!」と声高に主張する程ではないけど時々自分が揺らぐのがつらい。

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