勘違いしないでほしいのは、「あれ全然怖くなかったわ」とか言ってかっこつけたいわけではない。
ホラー映画は怖がってこその楽しみだと思うので、ホラー映画が好きな自分としては恐怖を感じないことは問題なのだ。
昔のように映画を見て怖がりたい。
元々子供のころは怖がりで、少しでも恐怖要素のあるものは一切見れなかった。
そこから訓練して何とか見られるようになり、ホラー映画が好きになるくらいまで成長したのはよかったが、恐怖を克服するような見方が逆効果でもあったらしい。
いつからか映画を見ても恐怖心を感じることがなくなってしまった。
大量に見たせいで飽きてしまったのかと考え、数ヶ月の間ホラー映画断ちをしてみたが効果はなかった。
逆に子供向けのホラーものを見て、自分のホラーのハードルを下げたりもしてみたが、これもだめだった。
最近は、凶悪事件のニュースを見ても昔ほどブルーな気分になったりもしないので、何らかの感受性が衰えているのだとは思う。
ただ、知らない人と会うとか階段を踏み外しそうになったとか包丁を出しっぱなしにしていたとか、