仙狐さん達妖狐が狐側の理屈で、中野や高円寺がちょっと納得しかねるような理屈で(狐的にはもう十分助けたのでとかなんかそういうやつ)、
狐界に帰ってもう二度と会うことはありません(なぜなら狐的にはその必要がないからですみたいなやつ)てなったあと、
仙狐さんやシロちゃん様の愛に触れてしまった中野や高円寺は突然もとの孤独に取り残されるわけじゃないですか。
仙狐さんがいた時の満たされていた時間を、シロちゃん様がいた時の満たされていた時間を代替しようとして、
自分たちだけが知っている妖狐の記憶を共有する者同士で寄り添ったりするのかな?
それとも愛を渇望しながらも以前のように顔は知ってるが決して会話することはない隣人に戻ってしまうのかな。
共有する幸せだった時の記憶を持つ者同士、お互いの孤独を埋めようとして付き合ったり、結婚して家庭を持ったりするのかな?しないだろうな。
仙狐さん達がいなくなってしばらくは仙狐さんの代わりに一緒に飯食ったり(当然手作りの料理じゃなくて宅配ピザとかがいい)、
一緒にゲームしたりするんだけど、結局そうじゃないこれじゃないみたいな気持ちばかりで人間関係にギクシャクしててほしい。
中野と高円寺には仙狐さん達にもう二度と会えないんだということに為す術なく打ちひしがれてほしい。
そうなっても決して二人で人間として人間並みに幸せになったりしないでほしい。
そういう人間の孤独、痛みをこれでもかというほど味わわされている姿を私は見たい。
(と、いうようなことを高円寺登場回の3話見たあとからずっと考えていたのだけれど、アニメ本編に先を越されてしまったのじゃ)
そういうこころが二次創作を生むのです