2019-06-19

反抗期に反抗出来なかった

母親は怖かった。

普段はそれなりに優しくて料理も上手くて子供のために色々考えてくれる良い母だけど怒ったら手が付けられない。

叩く蹴る怒鳴るは当たり前。

頭を叩かれるのを防ぐために腕をバッテンにして受け身をとったらそれすら怒って「なんで叩くのを邪魔するの!?」と怒鳴り散らすばかり。

父親単身赴任から家には母親だけ。

バイトも出来なかったか自分の手元にあるのは年に一度のお年玉くらいだった。

そんな状態母親に反抗なんて出来なかった。

怒られたら素直に叩かれて怒りが沈むまで大人しくしてごめんなさいというしか無かった。

家出したら妹が標的になるから

あんたはどう思ってんの」と聞いてくる癖に本音を言ったらまた殴ってきて母親の模範解答を言うまでやめてくれない。

それでもいわゆる虐待されてる人よりはずっとマシだと思う。

そんな学生生活を送っては人の顔色を伺うようになってしまった。

言いたいことを飲み込んで愛想笑いで誤魔化すようになってしまった。

あの時反抗していたら何か変わっただろうか。

  • こち亀で主人公が忍者学校で教官に殴られる場面を思い出した 「許可なく避けてはいかん

  • 辛かったな、それ普通に虐待やで… ゆっくり望む方向に変わっていけますように

  • よく耐えたな。 今はもう親元を離れたのか? 日常生活のハードルが上がってしまっているかもしれないが、今の君なら大抵のことは乗り越えられるぞ。 自分の人生を謳歌しよう。

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