2019-04-04

妹へ

我が家は、今日仕事から帰ってきたら、妹のいない家に変わってる。

妹の居る家と妹の居ない家では、意味全然違う。

死に別れたわけじゃない、会えなくなるわけじゃない、って妹は言うけど、家に常に有った存在が無くなるのは、とても大きな事だ。

晩御飯何にするか考えたり、妹が好きなアイドルの歌を一緒に口ずさんだり、愚痴を言い合ったり、片付けの事で喧嘩したり。

当たり前にしていた事が、全部全部思い出になってしまう。

2年で帰ってくるからって、妹は言う。

でも18歳から20歳環境が大きく変わる、妹自身女性として大きく変わる。

変化は、前に進む事はいい事なのに、素直に喜べない自分がいて、吐き気がする。

お母さんが亡くなって、自ずと寄り添って、ずっと一緒で、ずっと守っていこうと決めた存在が傍から居なくなってしまう。

自分存在意義が無くなってしまうみたいで、怖くて、寂しくて、つらい。

でも、私は妹の足枷になってはいけない。

大袈裟だって、分かってる、分かってるけど。

寂しいものは寂しい。

君に「お姉ちゃん」って毎日呼んでもらえて幸せでした。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん