まぁタイトルの通りなんだけどじゃあ今まで手の爪をどうしてたのかって言うと普通の人よりもはるかに短かったわけですよ、俺の爪。
そのカラクリなんだけど、俺、物心ついた頃から爪を噛んで食う癖があったのね。で、爪を噛みすぎてめっちゃ深爪してたの。どのくらい深爪かって言うと爪を剥いたところから血が滲み出るくらいの深爪。
小さい頃からストレスでこうなってるって言われ続けてたんだけど、俺の両親っていうか母親が脳みそハゲそうなくらい毎日怒鳴る人だったんで、どうにもストレスだったわけですよ。
でね、家を出てもまだ治らない。職場でも爪噛んで食ってるヤバいやつ扱い。当たり前。
まぁそんな俺だったけどなんだかご縁で結婚もできたわけですよ。そしたら、なんか知らんけど治ったらしい。なんか家に人がいるのにその人が怒鳴ったり不機嫌になったりしないの。それだけで良かったらしい。
最近なんかキーボード打ってても打ちにくいなぁって思ってたらなんか爪が伸びてて、あ、切らなきゃ、と思って、それこそ30年ぶりくらいに(というか記憶にある中ではほぼ初めて)手の爪を爪切りで切ったわけですよ。爪切りで爪切った後って案外尖ってるからヤスリもかけなきゃいかんのね。
このことを奧さんに話したら、「いい話」とだけ言ってくれて、なんか本当にもう良かったなあとしみじみ思ったね。
今までが深爪すぎたから爪のピンクの部分がすごく短くて不恰好な爪なんだけど、これからはこのピンクの部分も伸びていくのかなぁ、って思ったら、なんか嬉しいね。本当に。
奥さんはそれも「いい話」って言ってくれて、なんだかもういっぱいです。
わかるよ。私もずっと爪の噛み癖があって、女らしいきれいな形になったことなかった。夫と結婚して、子供ができて、気づいたらちょっと変わってるけど四角く伸びた爪が指元にあっ...
なんか子供が爪噛みそうなタイプ
わかる