むしろ手を抜かない様にする為のもの、という意味合いの方が強い商品だと思うんです。
手を抜くという事は、なんらかの形で手順を減らすという事です。
しかしクックドゥの様な商品を使って料理を作ると、それ以上、手順を減らす事はほとんどできません。
「面倒だから調味料は全部、目分量でいいや」という様な、手を抜いた作り方はできないのです。
クックドゥの様な商品は調理に必要な手順が、パッケージの中に詰まっている商品なのです。
この様に書くと「本人が必要な手順を省いた事自体は変わらないのではないか?」と考える方もいらっしゃると思います。
ですが、例えば野菜炒めを作る際に旦那さんが野菜を切り、それを奥さんが炒めたとして、それは手抜き料理と言えるでしょうか?
これは単に役割分担をしただけです。
「全ての工程を一人で作らなければ、それは手抜きだ」と言ってしまえば、多くの飲食店やホテルの料理はほとんど手抜き料理になってしまいます。
クックドゥを使って料理を作る事は、お金を出して買うことで味の素と役割分担をして料理を作っているという事に過ぎないのです。