豆腐を適当に切って、きのこ――しめじもいいし、えのきもいいな――を入れ、さらに白菜を鍋にぶちこむ。まな板なんて使わない。鍋の上でぜんぶざく切りだ。
そしてほんだしとお湯を入れ、蓋をして待つ。
数分後、そこにはああああああああああうまっ!うまっ!やばいこれ。まじやばい。ハフッ!ハフッ!こんなにうまいものが地球上に存在していいの。やばいこれ。
晩飯はちゃんと食ったし、あきらかに食いすぎなんだけど、そんなことはもうどうでもいいんだ。
いまはただこの湯豆腐を食うんだ。ビールごきゅごきゅ。うめー!やべえこれ。なんぞこれ。
明日絶対胃もたれするのわかってるし、内臓が下がって超絶肩こりになるのもわかってる。そんなことはわかってるんだ。
でもいいんだ。
俺はいまに生きるんだ。
いまに生きる。
ハフッ!ハフッ!うまっ!