現状では、利潤フェチズムが暗黙の前提になっています。
利潤=売上-費用、ですから、利潤を増やしたければ費用を削ろうとします。
賃金も機械も「費用」です。
常に機械と賃金を経年積算して比較しているんだと思います。
利潤を上げるのに、労働者の負担軽減は必要条件ではありません。機械と同義なので。
労働者が「人間らしく」不満を訴えることで増える「費用」が、機械化よりも高価なら、解雇して機械化を進めるでしょう。
社会が機械化によって生産性が上がり、労働者の負担が軽減されていても、ニッチな産業では人海戦術の方が費用を抑えられる場面もあります。
その場合は、フォークリフトやクレーンで持ち上げる1トン近い荷物も人間が持ち上げます。
そういう現場は、いわゆる「風通しの悪い」職場なので表に出ることが稀ですが、ヤミに働かされている労働者は相当数います。
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賃金切り下げか機械化による人員削減の二択しかないのに。 バカなの?
言われてハッとしました 労働者の私からすると、私自身の生産性を向上して、評価が高くなり給料が上がるものだと思っていましたが、 雇用主の立場からしたら、賃下げか機械化しか眼...
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なんでおちんぎん切り下げになっちゃうの?