2018-10-13

「その人の好きな音楽を聞かされること」をハラスメント行為と感じる

音楽人生の節々の記憶をよみがえらせるためのツールのような側面があると思っている。

例えば、大好きだった人にフラれたタイミング前後に聞いていた歌を、十年近く経ってから聴いても、何度聴いても、その時のことを鮮明に思い出してしまうなど。

からといってフラれて傷ついたときを思い出して聴くたびに悲しくなるわけではなくて、時間が経つにつれて、ただ懐かしい思い出に変わっていったりするのがとても気持ちいい。

もうひとつ自分の体に刷り込まれて動かしてもらえる促進剤のようにも感じている。音楽を聴いてガシガシ作業して、「おかげでよく捗ったな」と悦に入る。これも気持ちいい。

そういった気持ちがあるからか、自分好きな音楽、よく聴いている音楽を軽々しく人に教えたくない。逆に、人の好きな音楽、よく聴いている音楽を軽々しく教えるようなことをしてほしくない。

好きな音楽なに?普段なに聴いてるの?という話は多くの人が当たり前のようにするけど、私が聴いてて気持ちよくなっている音楽の話なんて全然したくないし、聞かないで欲しい。

あと、聞いてもいないのに自分好きな音楽の話をする人に対して「あなたが聴いて気持ちよくなってる音楽なんて知りたくない」と思う。

軽々しく音楽の話を振ってくる人に対して、デリカシーないなと。行き過ぎると、ハラスメント行為っぽいな、と密かに思っている。

でも、そうして軽々しく音楽の話をできて、仲良くなれる人たちに対して少し嫉妬もしている。

  • そんなもん誰だってそうだよ。 みんな「こっちはお前のことなんか関心ねーんだよ」と内心思いながら生きてるんだ。

  • その文章をここにあげるのがもの凄いブーメランになってる事にあなたは気づいてますか? 音楽と文章の違いがあるけど、あなたがハラスメントと感じる行為と全く同じ事を今やってま...

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