バイト先にめっっちゃ好きな先輩がいたんだよね
顔はすごい整っているわけじゃない。性格もすごいいいってわけでも、すごい悪いってわけでもない
ふつーーの人なんだけどさ
なんというか、雰囲気がすっごい好きだった
淡い青色みたいな、そんな雰囲気を身に纏ってるというか、口から吐き出してるというか
まあ「この人とずっとに一緒にいたい」って思った
恋、とは微妙に違うと思うんだけど恋に恋するタイプなのもあって心底好きになっちゃったんだよね
とにかく、告白することにした
行動は早いタイプなんだ
同じ大学生やってるおかげでシフトがほぼ重なってるから、あがりを同じ時間にするように意識しておんなじ時間に帰れるようにした
その日はめちゃくちゃ雨が降ってて、告白するか迷ったけど、もう我慢できなかった
バス停についた
私が青色の傘をさして、彼は黒色の傘をさしていた
「好きです。付き合ってください」
彼は驚いたような顔をした。そして淡い青色の雰囲気を口から漏らしながら、こういった
「オッペケポロリン」
いやまじで、なにそれ。オッペケポロリンって何よそれ、ねえ?!
次の日も、またその次の日も一緒に仕事したけど何も聞けなかった
そのままそのバイトをやめて、今に至る
オッペケポロリンってなんなんだ結局……
アレだよアレ わからんのか?
振られたんだからいちいち気にすんな 前を向いていけ
我々の業界で、やらせろという意味です
オーケーグーグル
おっぱい触らせろって意味