2018-07-31

anond:20180731092332

1869年ドイツ生理学フリードリッヒ・ゴルツ(Friedrich Goltz)による脳を切除したカエルを用いた実験が発端と見られる。

しかし、ゴルツの実験でも脳のあるカエル摂氏25度から落ち着かない様子になり、温度が上がるごとに激しくもがき苦しみ42度で死んでしまった。

1873年ジョージヘンリールイス(George Henry Lewes)による追試験結果がネイチャー掲載された。

この実験は、精神所在(つまり、反射ではない意識)を探ろうとするものだったが、

1872年1875年生物学から反証、つまり十分穏やかに昇温(一例では0.002℃/秒)させれば脱出しない、とする報告が寄せられた。

1888年アメリカ生物学ウィリアムトンプソンセジウィック(William Thompson Sedgwick)は、温度変化の速度差が原因と解釈し、これが定着した。

少なくとも、19世紀には、それが科学的に正しいのだと信じられていた。

記事への反応 -
  • 自然科学上の実験結果であるかのように語られているが、実際には、カエルは温度が上がるほど激しく逃げようとするため疑似科学的な作り話が広まったものである。

    • 1869年、ドイツの生理学者フリードリッヒ・ゴルツ(Friedrich Goltz)による脳を切除したカエルを用いた実験が発端と見られる。 しかし、ゴルツの実験でも脳のあるカエルは摂氏25度から落...

      • これ、現代の技術でもう一回テストしてほしいな。カエルが非常に逃げにくい構造を作っておいて、その中で1000秒で1°だけ水温が上がる状態でやったら正に茹でガエル再現されるような...

    • 元の説も載せろよググるの面倒だろうが。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん