ポーランド対日本で負けてるのにパスを回していたことに文句を言ってる奴が多く見られる。
しかし彼らはわかっている。これは勝負の世界で、負けても次に繋がるならそちらの方が「正しい」ことだと。
それでもなお彼らの不満が止まらないのは、日本代表が「国の威信」を背負っていると思っているからだ。
これまで国の威信と結び付いて語られたスポーツ大会はオリンピックが中心だった。
開会式での民族衣装、毎日国別メダル数を宣伝するメディアなど、オリンピックがナショナリズムを結びつける言論は多々あった。
もちろんワールドカップもナショナリズムと結びつけられて語られることはあった。
しかしそこは「アマチュア」のオリンピックと「プロ」のワールドカップは違うということで一線が引かれていた。
スポーツとナショナリズムは今後より広範に語られるかもしれない。
まぁみんな気持ちよく騒ぎたいだけなんだろうけど。