千葉県市原市田淵の地層「千葉セクション」を中期更新世(77万年前~12万6000年前)の代表地層とし、この時代を「チバニアン」(ラテン語で千葉時代)と命名するかどうかを決める国際学会の審査が4月から中断している。
茨城大や国立極地研究所などの研究チームが「チバニアン」を申請したのだが、
研究チームとは別の地質学者らで作る「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」が今年4月、
「(地磁気逆転の根拠に)約2キロ先の別の地層のデータを使っており、捏造だ」などと主張するメールを同連合やイタリアの研究チームに送った結果、審査が中断したとのこと。
ちなみに、「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」は、地層に勝手にコンクリートの階段をつくった団体。