若さは価値である。なぜこんな当たり前のことに今更気が付いたのだろうかだろうか。
私が言いたいのは、決して肉体的若さに価値があるということではなく、若さそれ自体に価値があるということである。
例えばあなたが初めて言葉を発した時、あなたの周囲の人はどのような反応を見せただろうか?きっとこれ以上ないほどに喜んだに違いない。
他にもあなたが初めて一人でトイレに行ったり、お使いに行ったりした時も周囲の人はそれを称賛してくれたであろう。
しかし成長するにつれその感動は薄れていき、やがてできて当たり前となってしまう。
これはあらゆる分野において言えることだろう。
例えば2018年5月6日現在、公認会計士資格の最年少合格者は16歳である。もちろんこれはとんでもない快挙であることに違いない。実際、全国的なニュースともなった。
一方で、新たに公認会計士資格を得る人は年間1000人以上いる。ところがそのほとんどは地域的なニュースにすら載らない、無名の人物だ。
それは若さという差ではないだろうか。
つまるところ、若い人間がなにかを為せば、それは無条件で快挙となるということだ。
このことを知っていたら、自分も…と思うかもしれない。しかし実際にはそう上手くはいかない。
それでも、このことを知っていると知らないとでは大違いである。
その上でなにか新しいことにチャレンジしてほしい。