2018-04-08

評価が難しいケース

能力バラつきのある人間が、その「凹凸の形」が変わらないまま、全体を底上げしても大して評価されないよね。

これはまあテストで例えるなら

  • いつも80点の得意科目が95点取れるようになった
  • いつも10点の苦手科目が25点取れるようになった

みたいなケースなわけで、そりゃ誰だって

「得意な方はともかく、まず苦手なのをなんとかしろよ。百歩譲ってマイナスプラスにならなくてもいいから、まずはプラマイゼロに持っていけ」

と思うだろう。

褒め方に困るのも頷ける。


はいえ勿論10点を25点にするのだって当人からしたら物凄い努力で、それこそ

「怠けてなんかない!」

って言いたいだろう。でも言った所で

「じゃあもっとしっかりやれよ!」

と返されるのがオチから黙り込むと。

から当人が見えている世界は、他人からは半永久的に理解されない可能性が高い。


というわけで得手不得手が極端な人間は、下手したら平均的に能力低いタイプよりも生きるのが面倒な気がしている。

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