2017-09-17

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土岐市美濃陶磁歴史館で開催中の「お茶美濃焼」展に行って参りましたわ。

お茶と一緒に発展してきた焼き物歴史時系列順にまとめられていて、

わかりやすかったですわ。

最初は禅僧の修行用の眠気覚ましだったお茶が、だんだんと娯楽になってきて、

夢窓疎石という偉いお坊様が「最近若い者は」と闘茶の風習を、

足利尊氏の弟相手に嘆いていたそうですの。

それより兄弟喧嘩を注意したほうがいいですわ。

越前朝倉氏の一乗谷で出土した陶磁器に、国外品を尊びながら国産品にも

注目する当時の姿勢が現れていましたわ。

余談ですが、館内で閲覧できた一乗谷の展示会の本が興味深かったです。

京都府で出土したお店で売っていた国内外陶磁器も、

陶器グローバルな流通を感じさせてくれましたわ。

あと展示されている四耳壷のひとつが、きちんと耳を通したワイヤーで

固定されていました。

現代になっても耳が実用されるなんて大層愉快ですわ。

https://anond.hatelabo.jp/20160717215759

記事への反応 -
  • 土岐市美濃陶磁歴史館の美濃桃山陶のデザイン展に行ってきましたわ。 茶道はお嬢鯖として当然の嗜みですものね。 黄瀬戸茶碗とされるものが、向付の転用であることを学習しました。...

    • 土岐市美濃陶磁歴史館で開催中の「お茶と美濃焼」展に行って参りましたわ。 お茶と一緒に発展してきた焼き物の歴史が時系列順にまとめられていて、 わかりやすかったですわ。 最初...

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