保育園が足りないと騒がれているのに、日常でそう多くの幼児を見かける機会はあまりないと思いませんか?
まだ聞き分けのない幼い子に、静かにしなさいと外出の間ずっと言い聞かせるのは、親も大変消耗します。
ですから、ほとんどの親は必要最低限しか公共の交通機関などを利用しないのです。
それでもたまに混んでいる電車に混じってくるのは、検診やどうしても外せない約束事や仕事の都合であったりするわけです。
あと、空いている時間を狙って…と思って役場に出かけようとしたら、思いの外混んでいた、なんていうこともあります。
たまに子供が騒いでいるのに知らんぷりをするおかしな親がいたとしても、それはごく少数でしょう。
もちろん子供の泣き声が許容できない大変な方もおられるでしょう。それはわかります。
気持ちがわからなくても、そういう方がおられるのだということは理解できます。
だからこそできうる限りご迷惑にならないように外出を控えているのです。
しかしどうしてもその時間に子連れで外出しなければならない用事がある時は、もうこちらもどうしようもありません。
大変な方は幼児の泣き声を許容できない。
こちらはなだめてもすかしても泣く子を抱えて、これ以上どうしようもできない。