ツイッターを眺めてると、今年も24時間テレビ叩きのコメントを大量に見かけて生暖かい気持ちで見守っているところ。いやあ俺もそんな時代があった。24時間テレビは偽善だ!とか言ってね。ああ、あのころの俺は青かった。
今でも「24時間テレビは偽善か否か?」と聞かれれば「まあ偽善だろう」とは思うけど、だからといって24時間テレビをやめろとは言わないし、叩く気はない。
実際のところ、募金も目一杯集めているのも凄いし、何より「募金をしようぜ!」という空気を作り出しているのが凄い。普段、募金なんかまずやらんからね。24時間テレビを批判して潰したところで、批判してた人らは、代わりに募金をなんかやらんだろうし。当たり前だけど、俺ももちろんやらない。
24時間テレビを放送するためにカネをジャブジャブ使っていようが、それは日テレのカネであって税金でも何でもないし、ジャブジャブ使ってくれることで経済が回るんだから、それもそれでいいことはじゃないか。日テレのカネの使い道を批判したってしょうがない。どうせ他人の金なんだし、無駄遣いしようがそれが原因で傾こうが知ったこっちゃない。
物事を批判的に見るのはいいことだし、まず24時間テレビを批判的に見るのも良いことだと思うけど、そこで立ち止まらずに「悪いところもあるけど、良いところももちろんある」くらいのフェイズにはやんわり移行して欲しいと思うところ。