怪異は見せず雰囲気だけでいかに怖がらせるかに特化した日本的なホラーで面白かった。
読者から投稿された実話ホラーを小説にしている作家が主人公で、好奇心で呪いの連鎖を辿って行くうちに過去に投稿されたホラーとも繋がったり仕掛けがいい。
原作では百物語的に99話実話ホラーを書いていき100話目が残穢という仕掛けだったらしい。
AVに例えると挿入せずにエロい雰囲気だけでエロを突き詰めるような素敵な試みで、実際震え上がる恐さを醸し出すのに成功していたのにラストでへぼいCGの怪異ラッシュをしてしまったのは残念だった。
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