「ちはやふる」を読んだときに脇役の同じ部活の子だったかクラスの子だったかがかなり簡略な絵柄で描写されていて、「主人公たちにとっては、あるいはこの世界にとっては、こいつはその程度の存在なのか」と大変冷え冷えとした気持ちになったことがある。いままた別の有名な少女漫画を読んだらクラスメイトが同様に描写されていて、同様の気持ちを体験した。
少年漫画や青年漫画ではあまり意識したことはないのだけど、少女漫画では中心のキャラとその他の描写の密度の差異が大きくなる傾向があるのだろうか。それとも少年漫画などでも同程度のことが行われているけど、僕が少女漫画的省略の文法に不慣れなためにより大きな差異を見出してしまっているのだろうか。
目が点とかだろ? 少女漫画はキャラひとり描くのにカロリー使うから省略するとこは思いっきり省略するんだよ メインキャラですらギャグ顔ばっかで端折りまくりな漫画もあるぞ
少年漫画のバトルシーンも脇役がやられるシーンは詳細に書かれてるかもしれないけど描写は同じくらい簡略化されてると思う