お笑いというのは別に芸人の専売特許ではない。
小説や漫画、映画、批評から一般市民の日常のジョークまで、世の中には多種多様なお笑いがある。
お笑いにおいて、芸人はあくまで小説家や漫画家と同じサブカテゴリの一つに過ぎない。
芸人はお笑いのジェネラリストではない。
松ちゃんは一流の芸人かもしれないが、お笑いの一流ではない。
松ちゃんより優れたお笑いを提供する小説家や漫画家やミュージシャンが世の中に無数に存在している。
お笑いの一流になるには、やはりそれなりの教養が必要となってくる。
教養と目される分野に通じていないと、自分の実力を上手く相対化できないので、成長もできないのだ。
無教養な芸人が一般市民を“素人”などと呼ぶのは滑稽の極みだろう。
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