4月、ついに高3になった。
元々不登校気味な私は始業式に目標をたてた。それは、「3年生の間はちゃんと学校に行く」ということ。
私が学校に行けないのは決してサボりではなく、精神的な痛みが、吐き気や頭痛になって実際身体に表れるからなのだが、私の心の痛みなんて端から見たら分からないだろうし、そもそも「学校に行く」という事が「当たり前」だと教えられたから、学校に行けない自分に嫌悪感を抱いてしまうのだ。
学校が始まって1週間後、私はさっそく目標を放棄した。朝から涙が止まらず動けなくなったのだ。それから学校に行けない自分を責めてしまい、それでまた辛くなって休んで、その悪循環のまま今も過ごしている。私の性格や事情を知ってる人には「4月なのに5月病だね」と揶揄された。
5月になって、私は本当に5月病になった。ちなみに今日は学校で腹痛を起こし早退している。きっと来月は6月なのに5月病だろうし、再来月は7月なのに5月病のはずだ。