これは俺以外のニートにも当てはまるかもしれないからよく聞いてほしい。
先日夜と霧を読んだんだが、
はっきり言って収容所の中の心理描写は、中高時代の俺が感じていたことそのものだった。
それで、最も合点がいったのは最終章:収容所から解放されて。だった。
収容所から無事生還した人間はもちろんしばらくは日常を送れる素晴らしさを味わったがしばらくするとこう思ったらしい。なんでこんなに辛い思いをした私がまた前の日常に戻るだけなのか。こんなに辛い思いをしたのだから、私はもっと優遇され、幸せになるべきなのに。と。
これは今の俺。
あんな思いをした俺が、あんな苦しい経験をした俺が、俺を殴った奴らや俺を蔑んだ奴らと同じ人生を送るわけにはいかない。