トンカツがキャベツのど真ん中に乗っていてソースをかけてもキャベツに味がつかない問題に直面した。
トンカツのない外周部のキャベツにはソースで味をつけることができるが、中央部は無味のままである。
切られたカツ片は丁寧に重ねて盛り合わせてあり、カツ片の隙間から下にあるキャベツへソースが伝わる余地もない。
この場合、
1), カツを食し、露出したキャベツ面に改めてソース(またはドレッシング等)をかけるか、
2), 食べる前にカツ片を少しずらしてキャベツを露出させた上でソース(またはドレッシング等)をかけるか、
という選択肢があるだろうか。
問題点としては、
1), の場合は食べ進める毎にちまちまとソース(またはドレッシング等)をかけることになるため、食のリズムが乱れることが懸念される。
2), の場合はせっかく綺麗に盛り合わせてあるものを崩してしまうことがどこか忍びなく、心理的な抵抗を覚えてしまう。
そうこう悩んでいたところ、対面に座っている同僚が第3の解決策を提示した。
カツ片をネタ、キャベツをシャリに見立てた寿司のような食し方と表現するべきだろうか。
なるほど、その手があったか。うまうま。