ある画商が絵が売れずに貧困にあえぐ青年画家から絵を買うように懇願されるのだが、
画商は「君のような凡才は生きている間に大成できないだろう」とを酷評して買おうとしない。
そうは言うものの、画商は青年の相談相手として、二人の間に緩い友情のような繋がりができる。
それでも画家は絵を買おうとしない。
まったく絵が売れない青年画家は、貧困のあまり絶望し、餓死するよりはマシだと自殺してしまう。
偶然その場に居合わせた画商は、青年の死を確認すると、すぐさま彼の絵をほとんど全て持ち去り、
それらの作品を「現代フランス新進気鋭の画家」のものとして高値で売りさばき、
底辺を扱き使って出来上がった作品を皆でワイワイ言って楽しむんだぜ この背徳感たまんねえなあ 日々の生活がどっかの底辺の血反吐で実現しているのかと思うと本当に生きるって楽し...
なぜかこれを読んでフランスの古い映画を思い出した。 ある画商が絵が売れずに貧困にあえぐ青年画家から絵を買うように懇願されるのだが、 画商は「君のような凡才は生きている間に...
お、そうだな。
高層ビルに架けた電流の流れる鉄骨を渡ろうとする連中を安全なところから眺めてるようなものか