2016-08-23

入社して7年、30代を目前に第二次結婚ラッシュがはじまった。

次々結婚していく女性の同期をみていて、ある法則に気が付いた。

メールアドレスだ。

わが社は@より前を任意文字列にできるのだが、名前@~の既婚率と、苗字@~の未婚率には歴然の差がある。

私は後者だ。

入社した際、苗字が変わるかもしれないことに考えも及ばなかった展望のなさ。

業務アドレスとして増子@~と下の名前を使うことに、なぜか妙な照れを感じてしまう、いらぬ含羞

そういうところだ。 それが私と彼女たちの差だ。

思えば子どものころからそうだった。保育園の「自分の絵を描きましょう」の時間、私は周囲の子のように、自分リボンを描き加えたりすることができなかった。

愛犬に「ミルキー」とは名づけられず、道夫とつけた。

職場で増子@~ではなく増田@~でメールアドレスを作った。

もちろんそれだけが私が結婚しない(できない)理由ではないが、

元来の性格と幼い頃からの積み重ねが、段々と道を分けて行くのだな、としみじみとした。

  • じゃあ、ちょっとおいらと結婚してみる?

  • うちの会社は名前.苗字@会社ドメイン。 実名一致の方針らしく、結婚するとメルアド変更になる。 昔はイニシャルでの登録ができたけど、数年前にきっちりフルネームの方針で変更さ...

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