2016-07-28

宝くじ10億円」と、「眠るように安楽死」、どっちがいい?

みなさんは、

宝くじ10億円」と、「眠るように安楽死」、

どっちがいいと思う?

宝くじ10億円」を選んだとしたら、豪華な家に住んで、豪奢な旅行を楽しんで、美味しいものを食べたりして、10億円でできる贅沢をして過ごすのだろう。

それは「幸福」かもしれない。

だけど、その「幸福」はやがて去っていく。

そういった「幸福」の先に待っているものは、年老いた自分

体が動かなくなり、病気の苦しみにのたうち回り、死んでいく未来だ。

眠るように安楽死」を選んだとしたら、豪華な家に住むことも、豪奢な旅行を楽しむことも、美味しいものを食べる喜びもなく、ただ眠るような「死」を迎えるのだろう。

年老いることもなく、病になることもなく、体は健康なまま、苦しむこともなく死んでいく。

楽しいことがないかわりに、苦しむこともない。

眠りにつくようにゼロになり、ゼロという永遠の安楽を得ることができる。

苦しみを感じられなければ、何ひとつ感じられない。

苦しみを感じることができるから、喜びを感じることができる。

喜びを感じることは、素晴らしいことだ。

それはわかっているのだけど、その苦しみが幸せをちっぽけなものにするほど巨大なものになってしまったとしたら?

喜びを凌駕するほどの苦しみを感じなければならないとしたら?

もう何ひとつ感じられなくても、もう何も感じない、ゼロ状態になることのほうが、「幸せ」なこともあるのではないだろうか。

いちばん素晴らしいことは、「宝くじ10億円」当たって遊び呆けたあとに、「眠るように安楽死なのだけど。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん