人と一緒に食事するのが恐ろしく苦手な人間は、どうやって生きていけばいいんだ。
以前に比べれば食への恐怖はだいぶ減ってきたけど
人と食事をするのが、こわい。
会食恐怖症というものとは、少し違う気もする。
自分が食べている姿は、人に見せちゃいけないおぞましいものである
という意識がある。
会食だとか、飲み会だとか、同僚とのランチとか、女子会とか、ホームパーティとか、結婚式とか
食事の機会があるたびにビビりまくって必死で行かない言い訳を探す。
断り続けるから、もちろん誘いは減っていく。
でもやっぱり、年々孤独もおそろしくなっていく。
人といっしょにごはんを食べる。
それはこの社会できわめて「善きこと」で