●ポンドはまだ有望で、これからなんでもやりたいことができる、希望も夢もなんでも持っている、なんて言われるけれど本当は違う。これからなんでも手に入れられる可能性のあるてのひらがあるってだけで、今は空っぽなんだ。
●未来はどこまでも広がっている。違う、歴史を戻ったからそう見えるだけだ。
●海洋国家は、大陸国家とは全く違う。流通とか、技術とか、景色としての色彩が戻ってくる。
●なんかやっぱいいな、ヨーロッパって。
●だから、もうちょっとだけでも、背筋を伸ばして走ろうよ。世界はこんなに広いんだから。
●戦争の基本は諜報。諜報ってなんでこうも、「上」と「下」をきれいに分けてしまう戦いなんだろう。
●何を見ても、何を考えていても、右から、左から、入り込んでくる。
●戦争が起こりそうなことをする前の高揚は、強い強い追い風となって私達をわくわくさせるんだ。
●国際関係は硝子細工に似ている。見た目はとてもきれいで、美しい。太陽の光を反射して、いろいろな方向に輝きを飛ばす。だけれど指でつついてしまえばすぐに壊れるし、光が当たればそこら中に歪んだ影が生まれる。
●思ったことをそのまま言うことと、ぐっと我慢すること、どっちが大人なんだろう。