真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
手っ取り早く手に入れる方法を教えよう。
バカのフリをして聞いてみることも効果的だが、他にもう一つある。
それは質問することではない。
間違った回答を提示することだ。
だが、無知によって発生する「間違い」に対しては高い関心を持っているし、エネルギーを割きたがる生き物なんだ。
Wikipediaがこの概念を取り入れているのは有名な話だな。
おっと、いっておくが私は間違っているつもりで回答はしていないからな。
ただ周りよりほんの少しだけ、心にもないことを書くだけさ。
「答えを知っている問題」だ。
もちろん、簡単なのは問題そのものではなくて、「答えを知っているから」だが。
時に人は、そこを勘違いして問題の答えが分からない人をバカにしてしまうがね。
学ぶべき教訓は、「知識の皆無だけでは、その人が賢者か愚者かは見分けがつかない」というところかな。
……じゃあ、どうやって見分けるかって?