データに基づく確率的な自動処理(機械学習など)が金になる場面って、広告とかキュレーションとか、マス向けのエンタメ系しかないのかもしれない。
人間がひとつひとつ意思決定をしてもコスト的に見合うところには利用する意義がないし、へんなものを出力したらクレームがくる場面には利用できない。「間違ってはいけないもの」に対してレコメンドは意味がなくて、結局人が全部確認しなければ不安が拭い去れない。
一方で、データに基づいて人の意思決定を支援する、という方向性ならいくらでも適用先があると思う。最適解の分からない意思決定を行う仕事はあらゆる所にあって、KKDでやっていたところを補助したり理解性向上させたりする、という出口が見える。