2016-02-23

うんこ日記

○月×日

通勤路の歩道のど真ん中にうんこが落ちていた。

落ちていたというか、居た。在ったとかいう方が似合うかもしれない。

ものすごいシズル感あふれる存在に朝からテンションだだ下がり。

飼い主は死ね

○月△日

今日うんこがある。1日経ったぐらいじゃ存在感は落ちないな。

若干表面が乾いてマットになったかもしれないけど、物量感に変化なし。

飼い主は死ね

○月◆日

今日も奴はいた。大分乾いてきた。でも相変わらずモリッとしてる。

奴のせいで働きたくない。

○月A日

今日ももちろんいた。でもちょっと嵩が減ったような気がする。

あれだけの存在感だと、さすがにウッカリ踏む人もいないらしい。

ケツからひり出されたその時のまま、風に吹かれている。

○月㊨日

小雨。うんこを流すほどの水量ではない。

はいえ、うんこの溶け出したうんこウォーターが流れていると思うと萎える。

反対側の歩道を通った。

○月Ω日

快晴。案の定うんこはあった。ただちょっと小さくなったか

○月〒日

未明からの雪で、珍しく一面銀世界。転ばないように慎重に歩く。

歩道も雪が積もっているが、見えなくても奴のいる場所はわかる。

避けて歩いた。

○月℡日

晴れて気温が上がり、日陰の雪もすべて溶けたようだ。

奴はずいぶんと嵩が減っていた。雪解けと共に流れ出したか

△月㍗日

月が替わったのにまだいる。

△月㈹日

この時期には珍しい大雨。これで綺麗になればいいのに。

もちろん、反対側の歩道を通った。

△月ゞ日

前回の日記から随分日があいしまった。

今朝、久しぶりに注意して見たら、まだいた。

さすがにもう立体感は無いものの、歩道アスファルトのすき間に入り込んでいた。

マジで怖い。奴のこの世への執着はなんなんだ。

アスファルトに咲く花(地衣類)のように見る者すべてを怯えさせる。

改めて書いておこう。飼い主は死ねマジで死ね

もし今度うんこを置いて行ったらお前の家を突き止めてやる。

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