愚痴りたい内容のほとんどは関係者が見れば特定が容易なものばかりであり、かといって特定されなさそうな無難な愚痴は少ないし、あったところでそれを言ってもストレスの解消にはならない。
言葉によって愚痴を行うのはおもったよりも大変だ。
そこで俺はタバコや酒に溺れる。沈黙によって愚痴を行う。 会社に入るまでは俺はタバコが嫌いだったし、全く酒も飲まなかった。
それが、入った瞬間に駄々ハマリするという。
ああ、これらのものに溺れる理由を察した。
言えないからだ。誰にも。ネットにも。
思えば昔から俺はゲームに入り浸っていた。今でもそうだが。
あれもタバコみたいなもんだ。百害あって一理なし。そんなことはわかってる。しかし、うまいこと愚痴を表現できない俺にとって、そんなものでも救いだったんだなあって今になって思う。
百害あって一利なしというが、百害でさえも必要なんだなあって思った。
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