中学の頃、オタク友達何人かでつるんでいたんだけど、その中にメンヘラの子がいた。
その頃涼宮ハルヒの憂鬱が流行っていて、私もはまってラノベを集めたりしていた。
私は「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」という台詞があるんだよという話をした。
たまたま聞いていたそのメンヘラは何を思ったか私とその友達に向かって「私なんてどうでもいいんだね。わかった死ぬよ」といい、飛び降りかけた。
必死に謝ってその子も落ち着いたけど、今振り返るとその子に直接的に話しかけたわけでも悪口を言ったわけでもなく、どことなくもやついてる自分がいる。
まあ、その後メンヘラは授業中に他の人に話しかけて声が小さくて聞き返されただけでカッター取り出して手首切ったりしてたので些細なことでも大きく捉えるんだなあと納得することにしたんだけどさあ。