2015-08-05

10代の若者読書離れをしていない。特に離れてるのは50代。

大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所の『国語に関する世論調査平成25年度版報告書では、平成14年度、平成20年度、平成25年度の比較として、各年齢別に一か月に本を一冊も読まない者、いわゆる不読者の調査結果を問10に載せている。

http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/h25_chosa_kekka.pdf

これを見ると、分かることの要点は4つ。

その1、不読者は一貫して60歳以降の高齢者が多い。

その2、全体的に不読者の割合平成14年から増加している。

その3、10代後半と高齢者世代平成20年度と比較すると不読者割合が低下している。

その4、平成14年度で不読者の少なかった2040代は、その11年後の平成25年調査で30~50代になっているが、不読者の割合10パーセント以上増えている。特に平成14年度の40代高齢者世代よりも増加幅が大きい。

毎日新聞社と全国学図書館協議会による歴史ある共同調査『学校読書調査』においても、小・中・高の児童生徒の不読者割合は低下し、平均読書冊数は増加している傾向がみられる。20代以降の場合労働時間が、児童生徒の場合学校での「朝の読書」の影響が第一に考えられるが、原因が何であれ変化は変化である

http://www.j-sla.or.jp/material/research/54-1.html

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