カップの底にダマが残ってるのに気付いてもう一度お湯を加えるのも面倒だし
そのままダマを食して、ニッチャりした濃い塊を味わうのも嫌だ。
ダマにならないよう一生懸命かき混ぜていると、ふと我に返って
「楽したい、手間かけるのが嫌だからインスタント使ってる筈なのに、なんでこんな必死にならなきゃダメなんだ」
と馬鹿らしくなる。
ダマにならない作り方のコツをググってみても
「まず少量のお湯でこねてペースト状にしてから、残りのお湯を加える」と
そんな時に見かけたのがこのブコメ
一瞬、我が目を疑った。いや、コンソメスープならありえるか。
オフィシャルサイトを見てみると
http://www.ajinomoto.co.jp/knorr/tsumetaigyunyu/
ポタージュじゃん!!
お湯で作るスープですらダマが出来るのに「冷たい牛乳でつくる」って大丈夫なのか?
「新製法で画期的に溶け易くなりました」とか解説があればまだ納得できるものの
サイトにはそのような説明は一切無い。
もし冷たい牛乳でもダマにならずに簡単に溶けるスープを作る技術が有るのなら
ダマにならない作り方のコツをググった限りでは、ダマができる即席コーンスープは
まだ過去の話ではないようだ。
「冷たい牛乳でつくるカップスープ」は、まるで故障してばかりの車を作ってるメーカーが
いきなり「飛行機作っちゃいました」くらいの突拍子なさを感じるんだが。
水で溶いてからお湯を注げ。飲むのに適温にもなる。 粉末スープの成分は高温では固まりやすく、低温で解け易い。 このテクニックは他の粉末インスタントものにも応用できるぞ。
つまり、コーンスープのダマはでんぷんが糊化するのが原因だから、水溶き片栗粉をつくる要領でコロイド状にしてから加熱すればいいということだね。 勉強になるなぁ。